元金とは、借り入れまたは投資した当初の金額で、利息は含まれません。例えば、1万ドルを年利5%で借り入れた場合、元金は1万ドルです。利息は、その借り入れや投資に対して支払う追加金額です。また、1万ドルを投資して1万2千ドルになった場合、元金は1万ドルで、利益は2千ドルとなります。
ローンにおいては、この区別が重要になります。住宅ローンや自動車ローンなどの分割払いローンでは、毎月の支払いは利息と元金の両方に充当されます。最初の支払いは残高が多いため、ほとんどが利息に充当されます。後の支払いは、ほとんどが元金に充当されます。そのため、繰り上げ返済をすると大幅な節約になります。例えば、金利6%の30万ドルの住宅ローンでは、月々の支払額は約1,800ドルです。最初の月は、1,500ドルが利息に充当され、元金にはわずか300ドルしか充当されません。25年目には、この割合が逆転します。繰り上げ返済をすることで、利息の計算対象となる残高が減ります。
投資において、元本とは投資時に投入する金額のことです。配当金、利息、キャピタルゲインは、その元本に対する収益です。複利効果は、これらの収益を再投資することで生まれます。再投資によって元本が増え、さらに収益が増加するのです。例えば、1万ドルを年利7%で投資した場合、収益を再投資すれば30年後には7万6000ドルになります。再投資しなければ、3万1000ドルにしかならないのです。
元本が保護される口座もあれば、リスクにさらされる口座もあります。銀行預金は一定限度額まで保険でカバーされているため、元本は安全です。株式や債券は価値が下がる可能性があるため、元本はリスクにさらされます。安全性と収益性のトレードオフは、まず元本から始まります。
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