劇詩は、三人称の語りではなく、一人または複数の登場人物のセリフを通して物語や状況を提示する。叙情詩と劇詩の境界に位置する。
劇的独白は現代において最もよく知られた形式だが、この範疇には韻文劇、対話詩、そして詩人とは異なる登場人物の声が用いられる詩も含まれる。重点は声、場面、そして言葉を通して登場人物の性格が明らかにされることに置かれる。読者は作者から直接語りかけられるのではなく、登場人物の言葉を耳にする形となる。
劇詩は、詩人が必ずしも共有していない視点を探求することを可能にする。詩という凝縮された形式の中に、葛藤、皮肉、そして心理的な複雑さを描き出すことができる。上演が暗示されることが多く、多くの劇詩は朗読や上演によって力強さを増す。このジャンルは、詩人が単一の自伝的視点に縛られることなく、叙情詩の持つ力強さを求めるたびに隆盛を極めてきた。
詩が詩人自身ではなく、架空の登場人物を通して語りかける場合、それは劇詩である。
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