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🗣️ チャント

宗教儀式で用いられるリズミカルな繰り返しフレーズ。

チャント

僧侶たちは薄暗い礼拝堂に列をなして入り、楽器の伴奏なしに、ゆっくりとした、高低を繰り返す旋律を斉唱し始める。この歌唱形式の祈りは詠唱と呼ばれる。繰り返される旋律のフレーズは聖なる言葉を伝え、心を集中させるのに役立つ。

西方教会のグレゴリオ聖歌、東方教会のビザンチン聖歌、ヒンドゥー教のヴェーダ聖歌、イスラム教のコーラン朗誦は、いずれもこの実践例である。聖歌は単純で反復的なものから、非常に複雑なものまで様々である。一定のリズムと限られた旋律範囲によって長時間の演奏が可能となり、瞑想状態を促す。

現代の礼拝では、心を落ち着かせ、一体感をもたらす効果から、聖歌が再び用いられることがある。録音によって、古くから伝わる歌が新たな聴衆に届けられるようになった。訓練された合唱団による演奏であれ、会衆全体による演奏であれ、聖歌は呼吸、声、そして意図を一つの献身的な行為へと結びつける。

音そのものが、聖典を伝える媒体となる。

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