ポジティブスペースとは、デザインにおける主要な要素が占める領域のことです。背景ではなく、被写体そのものを指します。ページ上のテキスト、写真の中の商品、ロゴの形状などがこれに該当します。ポジティブスペースとネガティブスペースは互いに定義し合う関係にあり、どちらか一方だけでは成り立ちません。優れた構図は両者のバランスが取れており、視線が被写体とその周囲の環境の間をスムーズに移動できるようになっています。
デザイナーは要素を配置する際に、ポジティブスペースを意識します。被写体は画面のどのくらいを占めるべきでしょうか?クローズアップのポートレートはポジティブスペースを多用し、広角の風景写真はネガティブスペースを多用します。どちらも効果的です。どちらを選ぶかは伝えたいメッセージによって決まります。ポジティブ要素を密集させると、エネルギーや混沌とした印象を与えることができます。逆に、間隔を空けると、落ち着きや疎外感を生み出すことができます。重要なのは、この2つの要素の関係性です。
ポジティブな空間で作業する
- 被写体が画面のどのくらいの割合を占めるかを決めます。
- ポジティブな形状を使って視線を誘導する。
- 良い面と悪い面のバランスを取る。
- ポジティブスペースは、具象的なものだけでなく、抽象的なものも表現できることを覚えておいてください。
ポジティブスペースはネガティブスペースよりも重要というわけではありません。両者は互いに補完し合う関係にあります。デザイナーの意図に関わらず、一方を変更すればもう一方も変化します。
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